第11条 リレー競技(SW9)

1リレー競技のチームは、4名の競技者で構成する。(SW10.9)

2リレーは、定められた距離を継泳する。泳法はいかなるものであっても差し支えない。

3メドレーリレーは、定められた距離を次の順序によって、それぞれの泳法の規則に従って継泳しなければならない。
(1)背泳ぎ(2)平泳ぎ(3)バタフライ(4)自由形
ただし、自由形は(1)(2)(3)の泳法で泳いだときは違反となる。(SW9.2)

4リレー競技においては、前の競技者が壁にタッチする前に次の競技者の足がスタート台を離れた場合は、そのチームは失格となる。ただし、違反した競技者が元のスタート地点まで戻ってやり直しをすれば失格にはならない。その際はスタート台の上に戻らなくてもよい。(SW10.9、SW10.10)

5リレー競技においては、正当な順序に従ってスタートする競技者以外の者は、全てのチームの全ての競技者が競技を終了し、審判長が終了を認める以前に水に入ってはならない。
違反した場合は、そのリレーチームは失格となる。(SW10.11)

6リレーチームのメンバーは、競技に先立ち登録されなければならない。登録されている範囲においてリレーチームの構成は、予選と決勝で変更しても差し支えない。登録されたメンバーは、当該競技には一度しか参加できない。(SW10,12)

7リレーチームのオーダーは、競技に先立ち届出なければならず、競技者はその順番に泳がなければならない。交代は、緊急の傷病が発生してそれが文章で証明された場合のみ認められる。(SW10.12)