第4条 出発(SW4.1)

1自由形・平泳ぎ・バタフライ及び個人メドレーのスタートは飛込によって行う。

(1)審判長の長いホイッスルにより競技者はスタート台に上がる。

(2)出発合図員の「用意」の号令によって、競技者はスタート台前方で少なくとも一方の足を掛け、すみやかにスタートの姿勢をとる。
その際、両手の位置に関する制限はない。

2背泳ぎ・メドレーリレーのスタートは水中から行う。(SW4.2)

(1)審判長の1回目の長いホイッスルによって競技者は速やかにプールに入る。(SW4.2)

(2)2回目の長いホイッスルによってむやみに遅らせることなくスタートの位置につく。(SW4.2)

(3)出発の合図が発せられる前に、競技者は、スタート台に向き、両手をスターティンググリップにかけ、両足(足の指を含めた足首から先)は水面下に位置する。その場合、水底に立ったり、排水溝に足の指をかけてはならない。(SW6.1)

(4)出発合図員の「用意」の号令によって、競技者は速やかにスタートの姿勢をとる。
(SW4.2)

3出発合図員は、全ての競技者が静止した状態になったら、スタートの合図をする。(SW4.1、SW4.2)

4出発合図の前にスタートの動作を起こした競技者は失格となる。失格が宣告される前にスタートの合図が発せられていた場合、競技は続行し、フォルススタートした競技者は競技終了後失格となる。出発合図の前に明らかにフォルススタートしたとみなされる場合は、出発の合図をしないで、その競技者を失格とする。他の競技者については、再出発をする。(SW4.4)

5競技者の過ちが、競技役員によってもたらされた場合は、審判長はこれを取り消し、再出発を行う。